2003年11月
11月は本格的なフランス地方菓子に挑戦しました!
秋の木の実たっぷり、サクッとしたタルトととろーりとしたキャラメルクリームの
抜群の組み合わせの”タルト”、そして簡単だけれども深い味わいを持つ”カヌレ”です。
今年の夏訪れたグルノーブルはクルミのたいへん有名な産地で、
どこへ行っても胡桃を使ったお菓子がたくさんありました。
毎年地方のシャンブルドット(民宿)に泊まり、
美味しいお菓子を食べ歩くツアーをしているのですが、
今年はここグルノーブルにある古城を改装したステキな宿で、
マダムからお料理を習いました。
(ほんとにお姫様のようなお部屋でした!)
その宿のムッシュのご好意で、地元にあるお菓子屋さんからこのお菓子を習いました。
ムッシュが「せっかくだからいってきなさい。」
と電話を入れておいてくれたパティスリーに向かうと、
やさしい店のシェフパティシエが出迎えてくれ、
「普段は教えないんだけど、特別だよ。」
といってレシピを教えてくれました。
ついでに日持ちするという「ガトーノア」というクルミの飴がけが入った焼き菓子を、
みな日本にお土産に買って帰ったのでした。
そうそう、その日のランチはこの店の名物胡桃のタルトと、
マルシェで買ったビオ(有機小麦と天然酵母で作った)のパンとフルーツで、グルノーブルにある有名な石壁にのぼり
町並みを眺めながら頂いた美味しさは言うまでもありません。
その時のレシピを私なりにアレンジし、
いろどりにアーモンドとへーゼルナッツを加え、
生クリームを多くしてとろけるようなキャラメルの舌ざわりにしました。
サクサクのタルト生地とあいまって、秋らしいお菓子になりました。
カヌレはほんの数年前、日本でもたいへんブームになったお菓子で、
パン屋さんでよく見かけます。
もともとはボルドーの修道院で作られていたお菓子といわれています。
カヌレの意味は溝(みぞ)。
独特の美しいフォルムを持った銅製の型で焼かれます。
型の内側には、蜜蝋(蜂が巣を作る時に作る成分)を溶かしたものを
塗るのが本当ですが、溶かしバターでも表面のぱりぱり感は出ます。
高温のオーブンで焼き、そとは真っ黒、中はカスタードのようにとろりとしているのが特徴です。
配合もカスタードに似ていて、生地の状態もとろとろでクレープのよう、、、。
たいへん古典的なレシピだと見てうかがえます。
その生地作りは以外に簡単!一晩寝かせてから焼きあげます。
カヌレを手作りしてみましょう。
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